テジュは２坪の土地を売るため、ソユンの元へ向かう。カン専務から報告を受けたミンジェは、どんな手を使ってもテジュから土地を買い取れと指示する。やがて妹のヒジュが拉致されたことを知ったテジュは、ミンジェに土地を売ることを約束するが…。一方、ソユンは２坪の土地をミンジェが確保したと聞き、ミンジェの部屋を訪問。ミンジェは、自分がチェ会長と共にグループの共同会長に就任することを株主総会の議題にしたいと話す。

獄中で父の死を知ったテジュは絶望感に打ちひしがれる。一方、ドンジンは拳銃を持って兄のチェ会長の元を訪れ、次男ヨンジェを刑務所から出すように迫るが、手痛い反撃に遭う。ヨンジェは絶望から死を選び、偶然その最期を目撃したテジュは「遺言を聞いた」と嘘をついてソンジン建設に接近。ミンジェに多額の金を要求する。そんな中、ソルヒはテジュを裏切ってピルドゥに引き渡す。テジュはピルドゥの事務所で袋叩きに遭うが…。

1990年。法学生のテジュは家庭教師のアルバイトで家計を支えていた。新都市開発でククス屋の立ち退きを命じられた父ボンホは、反対デモに参加していたが、テジュは「これからは自分が金を稼ぐ」と店を手放すよう説得を試みる。一方、ソンジングループの次女ソユンは、父のチェ・ドンソン会長が術後生存率35％の脳腫瘍であることを隠そうと奔走する。だが、従兄でソンジン建設社長のミンジェが緊急理事会でこれを暴露してしまい…。