ミスク殺害容疑で拘束されたテサンは、それがかつても自分に無実の罪を着せたイルソクの罠と気づく。警察の取調べに無実を主張するも、不利な証拠ばかりで窮地に陥るテサン。さらに留置場でも命を狙われ、テサンはスジンの手術のためにもどうにか生き延びなければならないと思う。そして、友人のマンソクにある頼み事をする。
検査の帰り、娘のスジンに呼び止められたテサンは、彼女から宝物の人形を預けられる。愛らしいスジンが病気であることを思い、胸が痛むテサン。検査の結果、骨髄が適合し病院に呼ばれたテサンは、2週間後の手術に必ず来ることをイネと約束する。娘を助けられることを喜ぶ中、具合が悪いという店の客ミスクの家に向かい…。
質店の雇われ店主チャン・テサンは、賭博場やクラブに入り浸り、クズのように生きている。そんなある日、彼の前にかつての恋人イネが現れる。急性白血病を患う8歳の娘のために、血液検査を受けてほしいと言うのだ。その娘が自分の子であることを知り、驚くテサン。戸惑いながらも、検査のため病院を訪ねるテサンだが…。