毎日が騒(さわ)がしく過ぎていく野原家。
ある日、一家は居間にある掛け軸の裏側が別世界につながっているのをみつける。そこは3分後の世界だった───
そして、そんな一家の前に突如(とつじょ)あらわれたのが時空調整員(じくうちょうせいいん)ミライマン。
「3分後に怪獣があらわれる。3分後の未来に行ってその怪獣を倒さないと現実に怪獣が現れることになる。」
世界が滅ぶのを防ぐために未来からやってきたミライマンはそう告げると、春日部在住(かすかべざいじゅう)の一般的小市民(いっぱんてきしょうしみん)野原一家に地球防衛(ちきゅうぼうえい)という大役を一任(いちにん)してしまう。ミライマンの力で3分後の世界に行く事ができるようになった野原一家は、世界を救うためにヒーローに変身して未来世界で怪獣たちと戦うことになる。 |